当方で募集を行っている事業用の賃貸物件について
よくテナントさんを紹介してくれて、成約に結びつけていただいている
某仲介業者の営業部長兼社長さんがいる。
　
先日、会食する機会があって、色々とその秘訣を聞いてみた．．．．．
　
まず、営業エリアを絞り、掲載する募集物件の対象エリアを集約している。
当然にメールによる反響が多いが、単にメールを返信するだけではなくて
その後、必ず電話によるフォローとヒアリング、選別も兼ねている。
　
そして、物件の案内時においては最も本人が得意と言う
物件の改修工事について適宜、的確なアドバイスを実践している事だ。
テナントの業態や必要とする改修工事の内容を聞き出して、
工事の方向性とその積算額を助言する事によって、信頼を得ているようだ。
　
　単に物件を案内しているだけでは当然にダメな訳で、
どこかの過程で自分のセールスポイントを計らなければいけない。
　
　工事関係が苦手であれば、本命視する物件と比較対象となる得る物件との
比較説明が上手な営業マンも、確かにいた。
　
　それでも反響を経て３カ月を経過したテナントについては
営業活動を一切行わない方針で、メリハリを付けているようだ。
　
　それら以外でも、サイト運営について参考になる話を伺ったが、
いずれも間髪入れずノウハウを惜しみなく話してくれた事が頼もしく感じた。
　
　どのような分野、業態であれ、現場レベルで結果を出している人は
既に独自のノウハウを編み出して、確立している場合が多い。
　
　一人でも多くの支援業者さんと関係を作り、その実務上のノウハウも
学んで、少しでも活用させていただき応用する事が必要と思われる。
達人に半歩でも近づくには、永遠の初心者であり続けなければならない。