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学校の怪談

2019-08-11カテゴリ:

こんにちは。

不動産販売部のKMです。

私は毎年この時期になるとど必ずどこかの局で放送する心霊番組が

大好きなんですが、皆さんは幽霊の存在って信じますか?

私は自分自身に所謂霊感がるわけでもなくハッキリと幽霊というものを

見たこともないのですが小学生の頃に一度だけそれっぽい経験をしたので

今回はその話をしたいと思います。

 

 

あれは私が小学5年生の夏休みも終わりに近づいたある日、友人と二人で

近所にザリガニを捕まえに行った帰り、家に戻るのに近道になるということで

当時通っていた小学校の校庭を突っ切って帰ることにしました。

時刻は夕方6時前、日もだいぶ落ちて辺りは薄暗くなってきていました。

 

近道になるには校庭側の門から入り、校舎の裏手にある正門を抜けるのが

最短コースになりますので早速校庭門に侵入し足早に校庭を進んでいきました。

普段見慣れている校舎が、その時は薄暗さから不気味にそびえ立って見えて

私たちは無意識に歩くスピードを速めていました。

校舎は6階建てで向かって右側に1階から6階までを繋ぐ階段があり、そこはガラス張りに

なっていて中の階段の様子が外からもわかるような構造になっていました。

すると友人が突然立ち止まり

「やばい!人がいる!」

と階段の方を指さして言いました。

私もその方向を見てみると確かに階段を上から下に向かって歩いている人影らしき

ものが見えました。

私たちはきっと警備員が見回りをしているんだと思い、勝手に校庭に侵入してしまった

ことがバレてしまうかもと慌てて逃げようとしました。

しかしよくその人影を見ていると何か普通の人間とは思えない風貌であることに気づき

再び足を止めその人影の動きを目で追っていました。

その人影はまさに「影」というくらい真っ黒で階段を降りて踊り場で横向きになったときには

背中が異常なくらい丸まっていてまるで「せむし男」のようでした。

そしてその人影が4階から3階に降りる踊り場でふいに立ち止り、ゆっくりとこちらに向きを変えて

いるのが真っ黒な姿でもわかりました。

私たちは恐怖で体が動かなくなりその人影を凝視していると突然その人影の目の辺りが

ピカッと光りだしたのです。

その途端私たちはあまりの怖さで大声を上げて出口である正門に向かって走り出しました。

校舎から少し離れたところで私たちはようやく口が開いて

「今のなんだったんだ?」

「あれ人間じゃないよね」

と先程の人影の恐怖にお互いが見たことを確認し合っていました。

少し落ち着いて歩き出したところで校庭の遊具でブランコが4つ並んでいる場所にふっと

視線がいきました。

その日は蒸し暑く風もほとんど吹いていないはずなのですが4つのうちの1つだけブランコ

が前後にゆらゆらと揺れていたのです。

まるでついさっきまで誰かが漕いでいたかのように。。。

私たちは互いに顔を見合わせたあと声も出せずにその場所から一目散に走りだしました。

「これ絶対やばいよ~」

「めちゃくちゃ怖いよ~」

などと半分泣きそうになりながら正門に向かって走っていました。

ようやく正門が見えてもうすぐ出られると安堵していたその時、今度は校舎の中から

パリ―――ン!!

とガラスの瓶が割れたような音が聞こえました。

私たちは恐怖でパニックになりながらもそのまま走り続けなんとか学校から脱出することが

できました。

 

という期待させておいて大した話ではなかったと思いますが、未だにあの日の経験は

何だったのかわからないのですが自分の中では勝手に心霊体験だと思っております(笑)

 

ではまた。

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