スタッフブログ

■ エレベーターとマナー

2019-05-20カテゴリ:

 
 数年来より某施設に通っていて、最近思う事があった。
その施設は、ある駅前のビルの中にある。
地下1階駐車場、地上6階建ての6階部分なので、エレベーターに乗る。
 
 多少混雑している施設なので、他の人とエレベーター前で鉢合せになる。
先にエレベーターに乗った人が、後から乗った人に降りる階の
行き先階を確認して、扉の開閉パネルを操作するものだ。
  
 無事に下に着いて、エレベーターの扉が開く際も、開閉ボタンの
『 開 』に押したままにしてあげて、後から乗った人を先にフロアに
出してから、最後に出る事がマナーと思っている。
 
 先に乗った人が操作パネルを短い時間とは言え、独占出来るから、
先に乗った人が最後に出るというパターンが望ましい。
 
 ところが先日、エレベーターで1階に下りる際、停止階の確認もされず、
エレベーターの扉が開いたら、真っ先に出てしまう人に出くわした。
 
 複数の人間が同乗している場合、誰かが『 開 』ボタンを押していないと
途中で扉が閉まりかけて意外に危ないものだ。
 
 このようなケースが最近、結構多い。
同乗者を先に降ろさないで、真っ先に出る人の後姿を見て残念に思う。
 
 最新のエレベーターの場合、左右に複数の操作パネルがあるから構わないが
操作パネルが一つだと、パネル前に陣取った人の裁量に任せる事になる。
 
 『 開 』ボタンを押して、他の人にどうぞ降りて下さい、と譲れる人に
出会うと、妙にホッとしてしまう。
 
 ほんの少しの事でその人の印象が変わってしまうので、
自分自身も含めて多少の気遣いが自然と出来るようになりたいものだ。
 

前のページに戻る

ページの先頭へ戻る