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■ マスターズ ティシュー

2023-01-17カテゴリ:

 
 昨秋、所属団体ボランティア活動の一環で、
イベントスタッフの一員として奉仕活動に参加してみた。
 
 ところが、予想に反してお祭り用の法被を着せられて、
団体PR用ティシュー配りの役回りになってしまった。
 
 人生初の街頭ティシュー配りをやる羽目になり、しばらく硬直した。。
お偉いさんが管理管轄しているから、配り始めるしか選択はない。
 
 おぼつかない動作で配り始めるうち、ティシュー配りの達人と
呼ばれる方の記述を昔読んだ事を思い出した。
 
 それによると、ティシューを渡そうとする人と視線を合わせてはならない。
まして、女性は特別だろうか。
目線は下向き加減という事になり、通りがかる人の手元に注意を向ける。
 
 配ろうとする人の手元の位置に、ゆっくりとティシューを持っていくのだ。
その人の手は左右どちら側が空いているのか、受け取りやすい方の
手元横側の位置にさりげなく体の向きを合わせる。
身体と心は固めたままではいけない。
 
 相手が肘を曲げないで済む位置、手の平の位置に合わせることだ。
間違ってもお腹や胸など、上半身の位置にティシューを持っていくと
受け取ってくれる可能性はほぼ、ない。
 
 それらの事を思い返している内に、何だかリズムが出て来たのか、
受取ってくれる確率が上がって来たように感じた。
 
 どのような世界でもマスターと呼ばれる達人、スペシャリストがいる。
何事も自己流では速やかに習得が出来ず、視野も狭くなるだろう。
 
 今年はどのようなマスターに出会えるだろうか。
 

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